人気ブログランキング | 話題のタグを見る

陽だまりに猫がいる幸せ♪
by りんだ
カテゴリ
◎プロフィール◎
☆手作りマスク特集☆
★徒然語り
★笑った
★フラしてます
★海外いろいろ体験
★猫の話
★思い出語り
★テレビ日記
☆'08京都の旅☆
☆'06韓国旅行
☆06初めてのハワイ☆
☆08ハワイ旅行 ★
【リンク】
☆'05ゴールドコースト☆
☆'09ゴールドコースト☆
☆'10ゴールドコースト☆
《非公開日記》
記事ランキング

岩上安身責任編集 – IWJ Independent Web Journal


以前の記事
2023年 09月
2020年 10月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 05月
2017年 12月
2017年 08月
2016年 07月
2014年 07月
2014年 01月
2013年 11月
2013年 09月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 05月
2011年 04月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
検索
外部リンク
ブログパーツ
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
ライフログ
その他のジャンル
ブログジャンル
高橋お伝ってどんな女だったの?
(谷中散策その四)
谷中霊園巡りをして、毒婦と言われた「高橋お伝」に興味がわきました。
高橋お伝ってどんな女だったの?_e0061036_21362468.jpg
高橋お伝は、実際には群馬県に埋葬されていて、谷中にあるのは「碑」と言ったほうが正解のようです。
名前だけは知っていましたが、どんな生涯をおくったのか、
何故毒婦といわれたのでしょう。
ちょっと調べてみました。


高橋お伝ってどんな女だったの?_e0061036_20524981.jpgお伝は14歳で結婚したが二年で離婚。
19歳の時再婚したが、夫はハンセン病で死亡。
後に恋仲になった男と暮らしましたが幸せは長続きせず、
借金返済の為、別の男と情を通じ、強盗殺人を犯します。
そして、投獄されて4年目の明治11年、
恋しい男に会わせてと懇願しながら、その名を叫びながら斬首刑になりました。
花なら盛りの30才でした。

この処刑は、首切りされた日本最後の犯罪者という話も残されています。
お伝の碑の傍らには、当時の報道が掲載された物があります。(写真)

今では珍しくもない犯罪ですが、
明治の初めのその頃には、女が男を殺すのはセンセーショナルな事だったんでしょうね。
でも、驚くべき事はお伝の犯罪よりむしろ処刑後の扱われ方です。

死後解剖され、性欲異常者の標本として陰部をホルマリン漬けにされました。
後に東大病院に保管され、昭和7年にはこの標本を観察して、性欲異常者、毒婦分析の報告を書いた軍医がいるのです。
私には観察報告したその軍医の方が異常に思えますが・・・

第二次世界大戦の後、浅草のデパートで公開展示されたこともあったとか・・・
その企画、変だと思う人いなかったんでしょうか?

信じがたい事が平然と行われたのも、死者の尊厳なんて言葉が皆無の時代だったって事ですね。

お伝が処刑後すぐに、稀に見る毒婦として商業的に出版利用され、演劇化されたことで、真実は捻じ曲げられて伝わっているようです。
歌舞伎、小説、映画でこの世に蘇ることのあるお伝ですが、ほんとのお伝はあの世で何を思っているのでしょうか。
恋しい男のことだけかな・・・
by danri | 2007-01-25 20:19 | ★徒然語り
<< 狂い咲きですか? 谷中霊園散策 >>